この記事は、読書にあまり慣れていない読書初心者のために、読みやすい本のジャンルをご紹介します。
「読書を習慣化させたいけど、何を読めばいいかわからない!」
そう思っている方も多いと思います!
私ももともとそんな本をそんなに読む人じゃなかったです。漫画やアニメのほうが、絵もついてておもしろいのにと思ってました(笑)
そんな私ですが、今は本を読む習慣がついて、隙間時間があれば本を読むまでになってます。
それでも読書家と呼ぶにはおこがましいくらいだとは思いますが、そんな私だからこそわかる読みやすいジャンルの本をご紹介します!
実際に読んだ本も紹介してますので、ぜひみてみてください!
本のジャンルって何があるの?
そもそも本を読まない人にとって、本のジャンルって何があるのかもわからないですよね。
しかし簡単にいうと本のジャンル分けは、定義が難しいです。
一応日本の基準として「日本十進分類法」の基準による10種類の分類法があります。図書館ではだいたいこの基準で、本が並べられてます。ちなみに下記の10種類です。
- 総記
- 哲学・宗教
- 歴史・地理
- 社会科学
- 自然科学
- 技術
- 産業
- 芸術
- 言語
- 文学
でも正直この10種類ではピンときませんよね。なので大体の書店や出版社では、それぞれで基準を設けてジャンル分けしていることがほとんどなので、ジャンル分けの明確な定義は難しいと思います。
なので本屋さんのジャンル分けで、よくみるものを3つだけピックアップしてみました。
文芸
映画化した小説や漫画のノベライズ版などもあるので、普段本を読まない人にとっては絶好のジャンルです。
書店でも小さいテレビがおいてあって、よく映画の予告等が流れているため、それにつられて私は買っちゃうことが多いです!
ビジネス書
かくいう私も自己啓発本は思わず手に取ってしまいます。
時代が変わるごとに、出てくる本の内容もどんどん変わっていくので、新聞などを普段読まない人は時事を知るのにおすすめなジャンルです!
実用書
このジャンルは目的買いする方が多いと思います。つまり事前に知りたいことが分かっているときに立ち寄りやすいです。
けれども私のおすすめとしては、目的なくふらっと立ち寄った時のほうが
思わぬ本との出会いが特に多いジャンルなので、時間があるときにぜひみてみてください!
新しい趣味が見つかったり、悩んでいることの解決へのヒントが見つかったりするかもしれませんよ!
その中で…
上記でピックアップしたジャンルの中で、読書を習慣化したい人が読むべきジャンルは文芸です。
他2つもいいですが、目的や悩みがある人向けのジャンルなので「読書を習慣化させる」という点においては、文芸が一番です。
しかし一言で文芸といっても何を読めばいいかわからないと思います。
そこで、文芸の中のカテゴリー分けで特におすすめの3選と実際に私が読んだ本もご紹介します!
おすすめの文芸小説3選!
今回ご紹介するのは次の3つのカテゴリーです!
ミステリー
ミステリーは好きな小説のジャンルで、男女ともに3位以内には確実に入る人気ジャンルです。
謎が深まれば深まるほど、読む手が止まらなくなりますよね。
そして謎が解けた時のすっきり感といったらたまらないです。それが癖になっちゃうのでリピーターも多いはず。
しかし私は初め、難しい言葉が多かったり表現が固く感じたりすることが多くて、読み進めにくかったので、一度ミステリーを避けたことがあります。
けれども著者によっては読みやすいミステリーもあって、いまはミステリーも大好きなジャンルの一つです。私が初めに読んだミステリーは下記の本です。
表紙がアニメ風だったこともあってとてもすらすらと読めて面白かったです。ドラマ実写化もされており、人気の本だと思います。
シリーズ的には全8冊(2022/10/24現在)と多く感じるかもしれませんが、実際読んでみると読みやすいので重たく感じません。
ミステリーにオカルトという少しファンタジーな要素も入っているので、読みながら想像するのが楽しいです。ぜひ興味ある方は読んでみてください。
ファンタジー
ファンタジーは子供を筆頭に、不動の人気ジャンルの一つです。
子供のころって、頭の中でファンタジーな想像や、非現実的なアニメの話に本当にのめりこみやすいですよね!私は魔法使いはいるって信じてた子供でした(笑)
大人になってもファンタジーが好きな方は多いですし、現実的でない分、人それぞれで好きに物語を創造できるのでとても楽しいです。
特に私が子供のころから好きだったのは…
です!私が子供のころに、「獣の奏者エリン」というアニメがあってそれを見て小説を読みました。
小説はアニメよりも先があるので読んでいて面白かったのもありますが、何よりも上橋菜穂子さんの小説は児童文学にジャンル分けされているにも関わらず、大人が読んでも面白い!
上橋菜穂子さんはほかにも「鹿の王」や「守り人シリーズ」など数多くのファンタジー小説を出されていますが、共通して物語の設定が細かくて深い!
本当にそんな国があるかのような文化や地理が決められていて、読むたびにびっくりします。だからこそ、物語に深みとか現実味が増して、より感情移入しやすくなるのだと思います。
読書初心者にとって子供も読めるジャンルは、読みやすくて続きやすいのでおすすめです!
恋愛
これはなんてったって、誰もが身近に感じるジャンルの一つだと思います。
愛や恋は人間の人生のテーマの一つでもあるので、恋愛ものの小説は読んでただ楽しむだけでなく、実用書のように、自分の恋や恋愛観の参考にできたりもします。
共感したり新しい価値観に触れることって、本を読むうえで楽しいポイントなので、恋愛ものの小説は自分のもともと持ってる価値観との照らし合わせが楽しくて、読み続けられるのではないかと思います!
このジャンルに関してはおすすめが難しいですが、私が最近読んで本当におすすめな本が…
これは本当に手放しで読書初心者におすすめできます!
小説って映像化作品よりも、文字や文面で表現するからか、恋愛のシーンとかがより甘く濃密に感じられます。
それはよさでもあるんですけど、私は初めちょっと恥ずかしく感じちゃったりして読むのをためらったことがありました。
しかしこの小説は愛を題材にしていますが、本当に愛おしくて泣きたくなるような慈しみに満ちた愛なんです。
青山さんの表現のきれいさとかもあるとは思いますが、この小説の文章から伝わってくる愛がとても私は好きです。
しかも初心者には読みやすい5つの短編で構成されてて、なおかつ最後には全部つながったりするので、物語を一読で終わらせず読み返したくなる小説です!
気になる方はぜひ読んでみてください。
ちなみにこの「赤と青とエスキース」は違う記事でネタバレなしで書評しているので、読もうか迷われる方はぜひ記事よんでみてください!
まとめ
三つのジャンルと本を紹介させていただきましたが、
読書の習慣を続けていきたい方は、やみくもに本を手に取って読むより、少しでも自分が好きなジャンルを読んだほうが続きやすいです。
読んでいくうちにいろいろな方面に興味が湧いてきたり、新しい読み方を見つけたりもできるので、ぜひ読書を続けてみてください。
そして習慣は少しづつ地道にが基本なので、読書に苦手意識がある方は一気に読もうとはせず、「3分だけ」とか「1ページだけ」とか決めて習慣づけしてみるといいですよ!
あなたにとって読書が実りのあるものになりますように!
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